漢方(漢方薬)とは、東洋医学に基づいて処方される薬です。東洋医学の考え方は、とても奥が深く、一言で語ることは難しいものです。しかし、あえて簡単に言うならば、病気や身体の不調が現れるのは、全身のバランスが崩れてしまっていることが原因である、ということのようです。よって、そのバランスを自然に近い形で、本来の姿に戻していこうとするのが漢方(漢方薬)の働きになります。これは、多汗症の場合にも効果が期待できるものとして考えられています。しかし、一般の薬とは違い、効果が見られるまでは長い時間がかかります。また、個人差が大きくありますので、同じ症状、訴えの人でも、人それぞれで処方内容は変わってきます。多汗症になりやすい体質を根本から改善させようと考える人には、漢方(漢方薬)という手段も一つの手助けになることと思います。以下、いくつか漢方(漢方薬)を紹介してみます。
多汗症の漢方(漢方薬)治療において一番ポピュラーな漢方薬です。特に、気温の高さに比例して汗の量が増える人、やや太り気味の人に効果がみられます。
発汗のバランスを整えて、全身性の発汗を抑える効果があります。虚弱体質な人向けの漢方薬になります。
顔や手、わきの下など上半身の多汗症に効果がある漢方薬です。こちらも虚弱体質で疲れやすい人に適しています。
漢方(漢方薬)は漢方薬店や漢方薬局と呼ばれる専門のお店や、一般病院でも取り扱いのある病院であれば手に入れることができます。よく耳にする漢方(漢方薬)という言葉ですが、実際のところよくわからないという人は多いのではないでしょうか。漢方(漢方薬)は薬ではないと感じている人もいるかと思いますが、漢方「薬」というくらいですので、薬です。一般の薬と違う点は、化学的な成分ではなく天然成分を使っているということぐらいかと思います。よって漢方(漢方薬)だからといって、医師の診断がいらないというわけでもなく、副作用を心配する必要もないというわけでは決してありません。一般の薬と同様に、漢方(漢方薬)でも医師の診断を受けた上で正しく服用する必要があります。漢方(漢方薬)を取り扱っている病院などは、インターネットでも簡単に検索できますので、利用してみるのもいいでしょう。
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