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多汗症の治療の一つにボトックス治療があります。汗の分泌を支配する神経をボトックスによって遮断して汗の機能を抑えるという治療です。よく目尻やおでこなどのしわの改善などで用いられる治療法でもありますね。ボトックス治療は、治療時間も短く、傷跡も残りません。ただし効果は永久的なものではなく、個人差もありますが半年程度といわれています。ボトックスでの多汗症治療の費用は、わき、手のひら、足の裏で100,000円くらいから150,000円くらいのようです。ボトックスによる多汗症の治療は効果が永続的ではないため、2回目からの費用は1〜2万円程度安くなるところもあります。
多汗症の治療で、胸腔鏡下交感神経切除術、という治療は多汗症の手術の対象と認められた場合は保険が適応されるので費用もその分安くなります。多汗症と診断される目安は、手のひらから汗が垂れることがあるほどの多汗症、手のひらに汗の水玉ができる多汗症、です。手のひらが汗で湿る程度では手術の対象にならないことがほとんどです。手術は日帰りも可能ですが、ほとんどの人が2〜3日入院します。治療費用、入院費用、麻酔費用などを含め、3割負担で100,000円〜150,000円程度です。この治療の効果は手術がしっかりとできていれば半永久的に持続するといわれています。胸腔鏡下交感神経切除術は高額治療の対象にもなるので、費用の一部が戻ってくる可能性もあります。
多汗症の治療で胸腔鏡下交感神経切除術などの手術は効果も持続し、比較的確実に多汗症が治る治療法といえます。しかし、手術ですから後遺症や副作用は全くないとはいえません。副作用として代償性発汗といい、体温調節のため手のひらの汗がとまった分を他の部分で発散する必要があり、他の部分から汗がたくさん出るという副作用があります。その点、ボツリヌス注射などの治療は効果の持続も短いですが、副作用が出ても短い期間我慢すればいいことです。多汗症の治療は手術の他にも、塩化アルミニウムによる治療や内服薬による治療など様々あります。もちろん、費用だけで決めるのはよくありません。費用や後遺症なども含め、自分の症状に合った治療法を選ぶようにしましょう。
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