多汗症を治す方法に「いい汗」をかくという方法があります。いい汗とは臭いのない汗のこと。いい汗をたくさんかくことで、体温調節もなされ、多汗症による臭いもなくなり、その臭いが原因でさらに汗をかくという多汗症が治ると考えます。いい汗をかくには汗腺を訓練する汗腺トレーニングによっていい汗をかくことができます。汗が臭う原因は、通常、汗をかかない状態から何かの原因で、汗が一気に噴出したことでためこんだ毒素が原因で汗が臭うと考えられます。汗腺トレーニングによって汗腺を訓練すれば能動汗腺を増やすことになり、いい汗をかくことができ、多汗症が治るとされています。
能動汗腺とは実際に機能している汗腺のことです。人間の汗腺は生まれた時には400万〜500万個といわれていますが、実際に汗を出している汗腺は成人で約200万個といわれています。機能していない能動汗腺の機能をトレーニングによって訓練し機能を高め、増やしていくことで、いい汗をかくことができるようになり、多汗症が治ることにつながるとされています。訓練をすることで、いい汗をかいて多汗症を治すとともに、代謝を高め、免疫力も向上します。汗腺トレーニングは、多汗症が治るばかりでなく、体にもいいトレーニングです。
多汗症を治す汗腺トレーニングは、体の内側を温めることで、長い時間汗腺を開かせ、体が汗をかくようにします。その後、汗の蒸発により体を冷やします。この訓練を繰り返すトレーニングを行います。43℃〜44℃のお湯にひじから先とひざ下をつけてつかります。10分〜15分程度つかりましょう、その後、水を足して36℃くらいにお湯の温度を下げ、10分〜15分程度入浴します。それから汗が出てくるので、汗が自然にひくまで服を着ないようにしてください。入浴後は欠かさず水分補給をすることも汗腺トレーニングの訓練のポイントです。この訓練で高温で高ぶった交感神経がリラックスするともいわれています。汗腺機能を高めるショウガなどのドリンクを飲むとさらに効果がアップします。多汗症が治るトレーニング。試してみてください。
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