多汗症手術は痛い?

多汗症手術は痛い?

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多汗症手術後の痛み

鎮痛剤

多汗症手術は麻酔をして行いますので、手術中の痛みはありませんが、術後傷の痛みが伴う場合があります。多汗症手術後、動いたり手をあげた時などにふと痛みを感じたり、背中に痛みを感じたり、胸に痛みを感じたりすることもあるようです。また、痛みはすぐに回復しても息苦しさ、しびれなどを感じる場合もあるようです。こういった多汗症手術後の痛みは個人差が大きく、2〜3日で回復する場合、1ヵ月、2〜3ヵ月で開腹する場合と様々です。手術後、手のむくみを感じたり、胸のあたりの皮膚の感覚が鈍くなるという場合もありますが、2〜3日で回復します。多汗症手術後の痛みが出る場合を考えて鎮痛剤を処方してもらえるので、痛みに関してはそれほど心配する必要はありません。また、全身麻酔のせいでのどの痛みが出る場合があるようですが、これも鎮痛剤でおさまります。


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多汗症手術中の痛みはある?

多汗症手術は全身麻酔で行います。もちろん、麻酔の専門家医が呼吸の確保などをきちんと管理し、行うので安全です。水分補給、緊張を和らげる筋肉注射、麻酔の導入でしっかり麻酔が効いている状態、麻酔の維持を確認してから手術に入ります。麻酔が効いているので手術中の痛みはありません。多汗症手術は、胸の病気やけがの経験がない人であれば、手術は20分程度、麻酔時間も含めて約1時間程度で終わります。


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メスを入れない多汗症手術

メス

メスを入れる胸腔鏡下交感神経切除術のような多汗症手術は、痛いのではないかという不安がある場合や、肺の病気などでできない場合には、胸部交感神経節ブロックという多汗症の手術が用いられることがあります。この多汗症手術は、第2、第3胸椎の側面にある交感神経節にブロック針を入れ、造影剤を注入し正しい位置に薬液が拡がることを確認したうえでアルコールなどの薬液を注入し、汗が出る指令を遮断するという多汗症の手術です。メスを入れないので、手術後の痛みも少ないことが多いです。ただし、この多汗症の手術は、高い技術を必要とし、成功率も75%と低く、ほとんど1年以内に再発するというデメリットがあります。メリットとしては、代償性発汗の量も少ないという点があります。


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